エステとクリニックの脱毛の違い
繰り返していませんか?
脱毛の”ありがち”な失敗とは?!
エステとクリニックの脱毛の違い
医療レーザー脱毛 | エステ脱毛 | |
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安全性 | 厚労省より許可された脱毛レーザー機器を使用。何より安全性を重視 | 厚労省に認可されていない機器を使用。 ヤケドなどの危険性がある |
リスク | 肌質、毛質を判断して敏感な肌でもダメージを最小限に抑える脱毛を行う | 肌質の診断ができないため、ヤケドや肌荒れを起こす場合がある |
施術時間 | 出力が高いレーザーなので短時間で効果がある (ワキで約5分~10分) | 照射パワーが低いため時間がかかる |
脱毛に通う回数 | 5~8回 (部位の毛の周期により変動) | 15回以上(照射パワーが低いため) |
料金 | 脱毛効果が早く出るので、回数と期間が少なく、費用も抑制できる | 1回の料金は安いが、脱毛効果によっては通院回数が長くなり、費用が高額になる場合もある |
トラブル アフターケア | 万一のトラブルや痛みに医師がすぐに適切な対応を行う | 医療行為を行えないため、トラブルに対する医療処置が行えない |
脱毛の施術はエステや脱毛専門サロン、そして医療機関で行なわれています。
しかし、それぞれの施術方法や効果には大きな違いがあります。
例えば医療機関で脱毛を行う場合、医療レーザー脱毛器を使用した施術が可能です。
使用するレーザーも医療脱毛用の機器なので、毛のメラニン色素にだけに反応する特殊なレーザー光を照射し、毛包に熱を発生・蓄積させます。
その熱によって毛だけに組織破壊が起こり、周囲の肌にはダメージを与えることなく脱毛が行えます。
もともと医療レーザー脱毛器は、シミやホクロ改善・アザの治療にも使用されているレーザーと同様です。
エステの光脱毛と比べると、強い出力でのレーザー照射が可能なため、医療機関での脱毛のほうが効果も高く、実はエステは除毛ができる程度だといわれています。
そして、最大の違いは医療機関での脱毛は専門知識を持ったドクターが診断する「医療行為」だということ。
レーザー光の出力(パワー)の度合いによってはヤケドなどの危険を伴うリスクがあります。
しかし、専門知識を持った医師が診断し、個人に合った適切なレーザーのレベル設定をすることで、そのリスクを回避することができるのです。
厚生労働省も「脱毛は医療行為」と認める公式文書を発表しています。
専門の知識を持ち、万一の場合にも備えられる医師以外が、生業としてこれらの手法による脱毛行為を行ってはならないとしています。
クリニックと家庭用脱毛器の比較表
クリニック | 家庭用脱毛機 | |
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安全性 確実性 | 医療機関だけで使えるレーザー治療機なので、効果の実感が早い | 時間がかかる。永久脱毛は難しい |
トラブル | 専門の医療スタッフにより、迅速で適切な処置が可能 | ホクロやアザなどに照射するとヤケドをおこす恐れがある |
施術時間 | 高出力のレーザー機器なので、短期間で終了する | 機器の出力が低いので、長期間繰り返して施術を行う必要がある |
費用 | 効果と安全性がある機関のレーザー脱毛は、結果的にリーズナブル | 脱毛器と消耗品の購入 |
一般的に脱毛といっても、エステとクリニックでの脱毛の違いをきちんと把握している患者様は少ないものです。
例えば「とりあえず、すぐに脱毛したい」という方は部位によっては、エステ脱毛、家庭用脱毛器でも一時的な効果は得られます。でも、繰り返し何度も脱毛するよりも、計画的に一度で少しでも減毛率を高められることを考えれば、医療レーザー脱毛のほうが経済的なことは間違いありません。
信頼できるクリニックを選んで、しっかりとした効果が実感できる医療レーザー脱毛が受けられるよう情報を見極めることが必要です。